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ピナ・バウシュ3D映画「PINA 3D」




舞踊家・振付家ピナ・バウシュの軌跡と、ヴッパタール舞踊団の名作を捉えたダンスドキュメンタリー「PINA 3D」(原題)が、2012年に公開されることが決定しました。


ピナ・バウシュ(Pina Bausch)は、ドイツのバレエダンサーで、バレエとコンテンポラリー・ダンスの振付家。
1940年ドイツのゾーリンゲン生まれ。14歳からバレエを始め、世界中の様々なバレエ団で活躍。
1973年ヴッパタール舞踊団の芸術監督に就任。ドイツ表現主義舞踊の権威であるクルト・ヨースの影響を色濃く受け継ぎながら、
演劇的手法を取り入れたピナ独自の舞踊芸術は演劇とダンスの融合とも言われ、彼女の表現する作品は「タンツ・テアター」と呼ばれました。
2009年6月30日、ピナ・バウシュはガンのため68歳で死去しましたが、
彼女の意志と表現力を受け継いだヴッパタール舞踊団は今なお活躍を続けています。

映画は、バウシュと長年親交が深かったヴィム・ヴェンダースが監督。
ヴェンダースとバウシュは何年にも渡ってコラボすることを話し合ってきたそうですが、
映画がプリプロに入った2009年、バウシュは突然亡くなってしまい、
この映画は彼女へのトリビュートとして、彼女のカンパニーであるTanztheater Wuppertalとのコラボレーションで完成。
スクリーン上では、この映画がピナに関する映画ではなく「ピナのための」映画だと字幕で強調されています。

映画は、ヴッパタール舞踊団が表現するPINAの作品を、最新の3Dカメラを使い新たに撮影。
アート系作品では世界初の3D映画となった本作は、第61回ベルリン国際映画祭で上映された後、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録。
日本でも、ギャガの配給で2012年に公開されることが決まりました。

ヴェンダース監督は「映画監督として、印象的なもの、技術的なものなど、たくさんの映画を作ってきました。
映画(movie)は動作(movement)を意味していますが、movieとmovementについて気付いたのは、
初めてピナ・バウシュの作品を観た時でした。でも彼女のようにmovementを創造したり解釈することはできませんでした。
実は、彼女と比べると、私たちの観る技術は素人同然です。
ピナの目は体を通して魂が教えてくれるものを観られるように訓練されていたのです。
それまで私はバレエを見たことはありましたし、世界中でダンスの公演はできるだけみてきましたが、
ひっくり返るような、椅子から投げ出され、床にたたきつけられるような体験は、それまで一度もありませんでした。」と語っています。



「PINA 3D」(原題)は、2012年全国公開。


●「PINA 3D(原題)」
公開:2012
原題:PINA 3D
配給:GAGA/ドイツ・フランス・イギリス映画
上映:103分
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ピナ・バウシュ/ヴェパタール舞踊団ダンサーたち

あらすじ
世界中のファンに惜しまれながら、2009年にこの世を去ったドイツの天才舞踊家ピナ・バウシュ。
彼女の20年来の友人であるヴィム・ヴェンダースが、彼女の人生そのものともいえるヴッパタール舞踊団の不朽の名作と共に、彼女の生きた軌跡を捉えたダンスドキュメンタリー。
アート系作品では世界初となる3D映画化により、想像を遥かに超える臨場感に五感が圧される。
未体験の衝撃と感動をあなたに...


演劇ニュース

by waits-00 | 2011-07-29 01:14 | 映画