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コンテンポラリーダンスを撮る!ダンス・ライブ・舞台撮影カメラマン

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「Phase dance(フェイズ・ダンス)」

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2010年 9月21日(火)~ 10月3日(月) 1:00PM~6:00PM (最終日は 5:00PMまで)
インスタイル・フォトグラフィー・センター
休廊 月曜日 / 入場無料
本展問合せ先: 押田 隆好 oshi_11@nifty.com

押田隆好(おしだ・たかよし)は、広告分野で活躍する写真家です。約5年前より、作家を目指して作品制作のプロジェクトに取り組んできました。彼がテーマに選んだのはダンス。動きのあるダンサーのパフォーマンスを写真で表現しようと挑戦してきました。数多くのダンサーを撮影する中、ベルリン国立バレエの針山愛美(はりやま・えみ)との出会いがきっかけで作品の方向性が決まります。押田は針山の踊りに魅了され、それ以後は彼女のクラシック・バレエ撮影に集中するようになるのです。従って本作は、写真家:押田とバレリーナ:針山とのコラボレーション作品でもあります。

彼がクラシック・バレエを作品テーマに取り上げたのは、単に踊りが素晴らしいだけではありません。昨今の経済不況で、戦後続いていた経済成長信仰が揺らいでいるのではないかという直感があるのです。日本人にも。古いものを切り捨て、新しさ、成長だけを求めるのではなく、時間経過の中で生き残った普遍的な価値観にも目を向けてほしいということです。クラシックは単に古いスタイルではなく、伝統の延長線上で進化してきた結果として存在しているのです。その一例こそが西欧社会で愛でられるクラシック・バレエ。押田の、現代古典主義とは、最新技術と伝統との共存こそがより人間的な生き方ではないかというメッセージなのです。
本展では最新デジタル技術で制作されたモノクロ作品約40点が展示されます。
by waits-00 | 2010-09-23 21:17 | 写真展